今さら聞けない!信用取引という言葉の意味とは

「信用取引」の前に知って欲しい「現物取引」

信用取引は現物取引と対比すると理解しやすくなります。
通常の株取引のことを「現物取引」と言います。株取引をするためには当然株を購入するのですが、実は株を買うためには株を発行している企業から株を直接売ってもらうわけではありません。基本的には企業の株を取引をしている投資家たちが売りに出している株を、証券取引所を通じて購入します。また持っている株を売る時にも、当然証券取引所を通して売ります。この時は投資家自身の資金や株券で投資をします。これに対して「信用取引」とは、証券会社から資金や株券を借りて取引をすることを言います。
信用取引をする時には、始めに証券会社が投資家に「信用」を与えます。信用によってある一定の金額の現金や株券を貸し出された投資家は、その借りた資金によって株を取引をすることで差益(差損)を得るわけです。

信用取引には担保と費用がつきもの!

信用取引では、投資家は証券会社に現金や株券を貸して貰う代わりに担保を提供します。現物取引は投資家の自己資産によるものですから、担保はいりません。現物取引と違って信用取引では、自己資産を持っていなくても取引を始めることができます。
信用取引には、取引手数料・金利・貸株料・品貸料などといった様々な費用が発生します。その他にも口座管理や権利処理のための手数料といった費用が必要になってきます。
また証券取引所では、各証券取引所に上場している企業の株だけを買うことができます。「上場する」とは、証券取引所で株が取引できるようになることをいいます。上場していない企業でも取引できる銘柄があるのですが、上場していない株のことを未公開(未上場)株といって一般に売買はできません。しかし信用取引で扱うこともあります。